Case-02 小ロットのつもりが、固定費が先に効いた
小ロット前提でも、試作反復と資材先行で固定費が積み上がり、発売計画が遅れやすくなったケースです。
背景
初回生産を数十本から開始する計画で進みましたが、試作評価と仕様確定の判断基準が曖昧なまま進行しました。結果として、関連コストの確定が遅れました。
何が起きたか
- 試作回数が増え、開発費が先に膨らみやすくなった
- ラベル・箱・物流の費用が見積後半で顕在化した
- 発売日が後ろ倒しになり、販促計画の再調整が必要になった
根っこ
小ロットを「低コスト」と誤認し、固定費と周辺工程の前提共有が不足していたことが要因です。
兆候
- 試作の合否基準が会議ごとに変化する
- 納期逆算表に資材発注日が入っていない
- 見積書に輸送・検品の条件が明記されていない
再発防止の打ち手
- 試作回数の上限と判定基準を先に合意する
- 納期逆算に資材・表示・物流工程を含める
- 見積時点で周辺費用の欄を必須化する
免責: 本事例は匿名化した一般化ケースであり、案件条件や工場体制で結果は変わります。